大量得点差とサッカー
こんにちは!
株式会社グローバルプランニングの松井です。
今日のニュースで気になる記事がありましたので、紹介したいと思います。
その記事とは、イタリアのセリエCでプロピアチェンツァ対クーネオで、プロピアチェンツァが0-20で敗れた。
という記事です。
なぜこのような結果になってしまったかというと、単純に実力差が大きかったということではないようです。
大きな要因として、プロピアチェンツァは深刻な財政難にあり、8月以降は選手たちにまともな給料さえ支払われていないという状況にありました。
そのような環境で試合に挑んだプロピアチェンツァは、十分な戦力を揃えたクーネオとは対照的に、
試合開始時のフィールドプレーヤーはたった7人でそのうちの6人が10代選手たちだったとのことです。
サッカーは基本的に、11対11で行うものなので、試合開始時点で7対11と数的不利な状況だったことがわかります。
※競技規則第3条に規定されている人数は、本来11人対11人でやるものとする。
7人未満(6人以下)の場合は競技を開始しない。となっていますので、フィールドに7人いる事が条件です。
と明記されているので、試合開催の最低人数であったことがわかります。
またキャプテンであるニコラ・シリグリアーノは、まだ19歳で監督不在のチームのマネージメントも担当していました。
このような状況が重なり、サッカーにおいて衝撃的な点差の試合となってしまいました。
サッカーは、野球と違ってコールドゲームがありません。
規定の時間内で得点数を競うスポーツなので、現実的に点差を縮められなくなるケースもあるかと思います。
選手たちのモチベーションを保つという意味でも、たとえば、後半開始までに10点差がついていた場合は、コールドゲームにするなどの
新しいルールの追加も検討してみてはどうでしょうか。
松井
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